透析

腹膜透析とは

体内の腹膜を使って、血液中の老廃物や、余分な水分を除去する透析方法です。

どんな人が対象なのか

どんな人が対象なのか

慢性腎不全で、透析が必要な方が対象となります。

他の医療機関で腹膜透析を受けていらっしゃる患者さんで、通院が難しくなってきた方や、介助なさる方がいらっしゃらない方は、訪問診療で腹膜透析を受けることができます。また、当クリニックでは夜間診療をおこなっているので、仕事をしながら腹膜透析をされている方でも、会社帰りに外来を受け、血液検査や数値の異常などを確認することが可能になります。

腹膜透析の訪問診療地域

都内23区全域、埼玉県南部の訪問診療をおこないます。

治療方法、種類、メリットについて

種類

種類

「自動腹膜灌流装置(APD)」という機械をご自宅で用いておこなう腹膜透析や、連続携行式腹膜透析(CAPD)など。腹膜透析でできる治療は、すべて当クリニックでおこなうことができます。

治療方法

これから腹膜透析をおこなう場合

腹膜透析(PD)を始める前に、「カテーテル」と呼ばれる、透析液を交換するためのチューブをお腹に埋め込む手術をおこないます。当クリニックでは、腹膜透析の手術を専門におこなっている、経験値の高い外部の専門医に手術をしていただいております。その後の治療については、血液浄化の専門医でもある院長が担当いたします。

腹膜透析をすでにおこなっている場合

「自動腹膜灌流装置(APD)」という機械をご自宅で用いて、腹膜透析をおこないます。主に寝ている時間を利用して、透析液の交換を自動的におこないます。実際におこなっていただくのは、装置のセッティング後、「夜寝る前につなぐ」「朝起きたら外す」という、15分程度の2回の操作だけです。

連続携行式腹膜透析(CAPD)装置は、1日に数回、生活のリズムに合わせて透析液を交換する方法です。1回の交換にかかる時間は、30分程度です。

メリット

仕事や旅行の制限がなく、通常の生活をすることができます。また、訪問診療をおこなっているので、通院することが難しくなった方、寝たきりの方、歩くことが困難な方、ひとりで病院まで行くことのできない事情がある方でも、入院をせずに自宅での療養が可能になります。

訪問診療の場合には、訪問時に普段の生活を確認し、血液検査や腹膜炎になっていないかなども確認いたしますので、安全に自宅療養をすることができます。

また当クリニックは「機能強化型在宅療養支援診療所」となっております。24時間365日、当クリニックの医師に電話連絡ができますので、緊急時にも対応することができます。

費用について

全額保険の種類や、負担率によっても価格は異なりますが、ほとんどの方が「本人負担無し」で治療をおこなうことができる可能性があります。

多い方でも、1ヶ月の負担は1万円程度となります。(薬代は別途。多い方でも1ヶ月に1万円程度)お問い合わせをしていただければご説明いたしますので、事前にご連絡をお願いいたします。

血液透析

血液透析

血液透析療法は、機械に血液を通し、血液中の老廃物や不要な水分を除去し、血液をきれいにする方法です。日本では、血液透析を選ぶ患者さんが圧倒的に多く、治療法の主流となっています。

どんな人が対象なのか

当クリニックでは、血液透析をすでに他院で受けていらっしゃる患者さんに対して、通院している病院が時間外の場合には、緊急対応のフォローをおこなっています。入院して追加の透析をおこなったほうがいい場合には、病院を手配したりすることも可能です。

血液透析の病院、クリニックに通院なさっている方で、足腰が弱い方、心臓が悪い方、糖尿病のある方、ひとり暮らしの方などの緊急時の対応をおこなっております。血液透析で通院している病院の時間外に何か起こった場合や、自分ではどうしたらよいかわからない場合には、当クリニックへお電話ください。

介護保険を使ってどういうサポートが受けられるのかについてや、保険などの手配についてなど、すべて当クリニックでご説明いたします。ケアマネージャーや、訪問看護の看護婦についてなど、何か不安な点やご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。必要であれば、行政へのご相談依頼も可能です。

自宅で療養できる在宅医療で
地域の皆さまの健康を支えます

当クリニックでは、予約優先で治療をおこなっております。待ち時間を少なくするためにも、来院前には一度ご連絡をお願いいたします。また、来院時には必ず保健証をご持参ください。

受付時間
           
17:30-19:30 火土日祝休診(予約の電話はこの時間内のみ)
03-5948-1717
           17:30-19:30 火土日祝休診 03-5948-1717 (予約の電話はこの時間内のみ)